メディカルアロマセラピー

 現代の医療現場では、科学的根拠に基づいた西洋医学をベースとし鍼灸などの東洋医学をはじめとした様々な自然療法が、補完代替医療の一環として治療の現場に取り入れられています。その中のひとつに「アロマセラピー」と呼ばれる療法があります。

 アロマセラピーは植物から抽出された100%天然の成分(精油)を用います。植物は忌避効果や誘因効果のある芳香を放ち、害虫や菌から身を守り益虫を利用して受粉します。この芳香成分は薬理的な作用を持っており、植物ごとに特有の香りのする精油となります。

 このような精油を用いた芳香浴やタッチングが、心と体のバランスを整え、自然治癒力や自己免疫力を高めることが、国内外の医師や科学者の研究によって医学的・科学的に解明されつつあります。またアロマセラピーを医療に正しく応用する為に全国の医療従事者等によって一般社団法人日本アロマセラピー学会などが設立されています。

 メディカルアロマセラピーは、医師の指導の元、心身の苦痛緩和などの症状に対し、ひとりひとりの症状に合わせて行います。精油のもつ薬理的作用、香りのもつ心理的作用オイルマッサージによるタッチングの生理的作用を総合的に組み合わせ、医療従事者(看護師等)が精油を用いてホリスティック(全人的)なアプローチをケアの中の一環として行います。

 当ステーションでは西洋医学だけでは緩和出来ない症状に対しアロマセラピーをケアの一環として提供させて頂いています。詳しくはお問い合わせ下さい。

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